「WILLCOM 03」(WS020SH)で「CorePlayer Mobile V1.3.2」を使う場合の設定です。

 

まず、CorePlayerを使う上で、だれしもが次の4つの設定項目をどうするか悩まれるかと思いますが

 

【結論】

①「ビデオ出力」項目は、どれを選ぶといいのか?

 → 低「GDI」>「IntelXscale」>「DirectDraw」>「Raw フレームバッファ」高 というスコアでしたが「Raw フレームバッファ」「IntelXscale」がおすすめ。

    ※スコア上は、「Raw フレームバッファ」が高いのですが、再生中の画面がちらつくので、「IntelXscale」を選びましょう!

②「ビデオメモリが遅い場合」のチェックは付けたほうがいいのか?

 → チェックするとはっきりわかるほど滑らかさが上がったのでチェック付けましょう!

③「MicroDriveモード」のチェックは付けたほうがいいのか?

 → チェックを付けるとベンチマークのスコアが上がったのでチェック付けましょう!

④「ビデオ画質」項目は、どれを選ぶといいのか?

 → 「高画質」がおすすめですが、重い動画を観るときは「標準画質」にすると、画質が劣化しますがスコアが1.5倍増しになりますよー。

 

【Bluetoothヘッドホン利用の注意点】

Bluetoothを使うとその分だけCPUを使うので、
併用するとパフォーマンスも落ちました。(ステレオヘッドホンで体感済み
音楽は聴くときはおすすめですが、ビデオ観るときはBluetooth使わないほうがいいかと。
けど、有線のヘッドホンよりBluetoothヘッドホンのほうが音がいいんですよねー。。

 

【動画ファイル形式】

MP4(H.264とか)は処理が重いので
DivXに変換して視聴すると軽量、高画質ですよー。

 

 

【以下、手持ちのFLVファイルで測ったベンチマーク結果】

(「なんという次女」H.263 FLVファイルでの検証結果です。)

●ベンマーク時の共通設定
・メニュー>ツール>詳細設定>拡張設定>「ビデオメモリが遅い場合」をチェック
・メニュー>ツール>詳細設定>バッファリング>「MicroDriveモード」をチェック

・ビデオ画質>「高画質」を選択

●ビデオ>ビデオ出力>「IntelXscale」を選択済みの状態:100.52、100.60、100.70、100.72、102.84%
 ※MicroDriveチェック有、ビデオメモリ遅いチェック無のとき:102.67%
 ※MicroDriveチェック無、ビデオメモリ遅いチェック有のとき:102.71%
 ※両方チェック無のとき:98.01、98.28%

●ビデオ>ビデオ出力>「GDI」を選択の状態:69.95%

●ビデオ>ビデオ出力>「DirectDraw」を選択の状態:102.92、103.58、105.59、105.68、105.74、107.53%

●ビデオ>ビデオ出力>「Raw フレームバッファ」を選択の状態:103.13、103.24、103.31、106.28、106.33、106.34、106.37% ← 初代W-ZERO3では125.69%でした。

 ※ビデオ画質>「標準画質」にすると153.71まであがりますので、重い動画を観る場合は、この「ビデオ画質」項目で調整するといいですよ。

 

と、予想外にも初代W-ZERO3のベンチマークはWS020SHよりも1.2倍ほど高い結果でした。
ですが、大きい動画を2台で同時に再生させると、WS020SHのほうが画像が途切れることが少なかったです。
これは、外部ストレージの転送速度の差(初代は、miniSDで、WS020SHではmicroSDHC Class6を利用)だと思います。

しかしながら、初代の内蔵スピーカーはWS020SHとは比べ物にならないくらい大きくてキレイにきこえますので

DivX動画の視聴や部屋やオフィスで一人のときに音楽をきくなら、初代W-ZERO3がおすすめですよー。