3100c XP MediaCenter Edition(MCE)のセットアップを承ったので作業メモ

 

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①CPUクーラーのFANが爆音すぎて使い物にならないので、静穏化を試みる。

②TVの設定

③外部入力映像の表示

 

 

①CPUクーラーのFANが爆音すぎて使い物にならないので、静穏化を試みる。

PCが何もしてないときは、無音なのに、ちょっとCPUが仕事すると

けたたましくなる。

 

軽く調べたところ、Dell独自っぽい配線端子のため汎用のFANをそのまま使うことはできないとのこと。

ソフトウェアでFANの回転数を制御する「FAN Controller」は、試したけど動作せず。

 

仕方がないので、CPUを消費電力が低いものに換装しようと画策。

TDP下がれば、FANも静かになるんじゃないかと思ったので。

Celeron D 346 (TDP 84W ) → Pentium4 631 (65W で価格安め)に決める。

 

Pentium4 631に換装したところ、やはり起動しなかった。

(事前に、BIOS A02では、動かず、A01にダウンさせるとxx1系が動くとのネット情報を拾っていたので想定内)

 

本体をばらしたついでに、「某サーバー用の9cmFANだったもの」を入手して取り付けたところ、FAN音が全く気にならない程度になったので、

爆音→静穏化の目的は、達成。

この時点で、Pentium4 631への換装プランは、静穏化されたため消滅

 

弊害は、ただ一つ、配線が4本→3本になるので、PC起動時にFANの警告がでるから毎回F1キーを押す必要がある程度。

(警告消す方法ないですかね?)

 

BIOSをA01へダウンさせようかと思っていたところ

ちょうどPentium4 630 (631よりTDPが高いが、CeleDと同じ84W)が届いたので、630へ換装。

 

BIOS A02で、CeleronD 3.06 (3.06GHz 256KB ) → Pentium4 630 (3GHz HT 2MB)は、一発認識。

起動後、BIOSで、HT(ハイパースレッティング)を有効に切り替えてから、OS起動、

デバイスの変更を適用させるために、もう1度再起動させるとHTが反映される。

youtubeでHD動画を再生 and KMPlayerでDVDを再生してもCPU使用率は30%

 

②TVの設定

TVの設定をしていたところ、3100cが「MPEG2デコーダーがないとダメ」と言い出した。

MPEG2デコーダとして、この機種は、標準ではCinePlayerが使われているのだが、該当のディスクが無かったので、

フリーのdecoderを先に試してみたがだめだった。

 

次に、同じくDellのVostro 1710に付属していたPower DVD DXを入れてオンラインアップデートを最新にしてから

TVのセットアップを試したところ、無事に完了できた。

 

③外部入力映像の表示

セットボックスが無いと、Mediacenter機能でコンポジット入力ができないことが判明。

このためMKPlayerで外部入力(コンポジット入力)の表示を試しところうまく表示された。

目的は、「CPRM対応の安いTV用DVD Playerを接続して、CPRM録画の番組を視聴する」ことで、達成された。

 

 

3100cは、PCIe ×16スロットがないので、3Dゲームには向かないが

それ以外の一般用途でなら、HDDレコーダーにもなり、快速で、割と静かな優等生に化けたので、まだ何年もいけると思う。

youtubeのHD動画でストレスないのだから、HTML5時代には、何も不満でないのではないだろうか。

 

MCEのセットアップは初めてだったので新鮮だった。